ジョン・メイオール
1970年、ロック・カーニバル#1と題して、ジョン・メイオールという人が初来日。その公演を今は無き日劇ミュージックホールで観たときの写真。メンバーはハービー・マンデル(G※)、ラリー・テイラー(B)と、ドラムなしのトリオ。
(※ 確か、「モンキーズ」というアイドルグループのバックバンドというか、当て振り用の演奏を録音してたスタジオ・ミュージシャンだと記憶している)
当時はブルース・ブームで、ギターがちょっと弾ける人はみんなブルースを弾きたがったが、僕もその一人。高校同級生の塩次君は今なおプロのブルース・ギタリストである。三つ子の魂何とやらである。
で、そのブームのきっかけを作ったのが、このジョン・メイオールというイギリス人の率いるブルース・ブレイカーズ(以下BB)というバンド。白人ながら黒人ブルースばかりを演奏するマイナーなバンドだったが、当時ヤードバーズというポップ・バンドで人気だったエリック・クラプトンがメンバーとして参加したから注目を浴びるようになった。
その後、クラプトンが抜けた後も、ミック・テイラー(R・ストーンズ)、ピーター・グリーン(フリート・ウッドマック)などが参加しては、腕の確かな人気ギタリストに育っていくので、BBはメイオール学校と呼ばれるようになるのだが、まぁ、詳しいことは僕が書くまでもなく、「ジョン・メイオール」でインターネット検索すればわさわさ出てくるので以下省略。
つまり、そのメイオール学校の校長先生が来日するというので観に行き、ついでにこっそり写真も一枚撮ってきたというわけだ。撮影禁止違反? もう時効だろう。(昔はゆるかったかも)
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コメント
やけに詳しすぎるレスでしたが、要するに、そんな重装備(?)のカメラでも、普通に持ち込んで、こっそり一枚や二枚くらいは写真が撮れたということです。後楽園球場とか武道館だと、更に楽に撮れました。もちろん、入場規約違反です。今はご存じの通りすべてに厳しいですから、そんなリスクは冒そうとも思いませんが。
投稿: ヨジラ | 2008/01/28 11:21
期待以上の答えでした(笑)。
そんな記念品のようなカメラだったとは。
投稿: パウ | 2008/01/28 00:32
カメラは、minoltaの一眼レフ SRT101、レンズは同135mmF2.8です。
普通にバッグに入れて入場しましたよ。当時は荷物チェックなんてありませんでしたから。(つまり、ゆるかったわけです)
ちなみに、このSRT101はマンガ家デビュー作の原稿料で、135mmと28mmF2.5は、デビュー二作目の原稿料で購入したものです。
投稿: ヨジラ | 2008/01/27 01:10
昨年の秋に共演した人が、
自分も実績のあるベテランなのに
「ジョン・メイオールに会っちゃったよ!!」と大文字で書く、みたいなノリでした。
本当にビッグなんですね。
ところでこの時のカメラがどんなだったか覚えていますか。
(どうやって持ち込んだんだろう)
投稿: パウ | 2008/01/27 00:01