今年も寝正月
年末の夕食は、つれあいの手になる、ウニ、イクラ、アワビ、マグロ、タコの五種揃えた海鮮丼。激旨。(↓ちょっとブレました)
注:実は食べかけである。あ、そうだ、写真を撮っておこうということで、箸を付けたあと、再度調えて撮ったもの。なので、マグロが一切れ少なく、タコにはワサビが付いている。
年明け前には、恒例の年越し蕎麦を食べる。
これもつれあい作。煮染めた身欠きニシン入り。
明けて元旦。
要介護の老人がいるので初詣に行くことはない。行って行けなくはないが、常につきまとうトイレ問題が深刻であり、にわか介護人である我々の負担を考えると自宅で過ごすしかない。理由はこれだけではないが、この数年、初詣に行ったことことがない。
神社仏閣は難しいから、せめて車いす用のトイレを完備しているショッピングモールとか映画館のような場所に連れて行ってあげようと考えていたが、このほんの僅かな在宅中にもトイレ問題が頻発しているので、外出は無理という結論に。外出するなら、トイレ洗浄セットも持ち歩く必要がある。
そんな中、韓国人留学生のI君が午後2時頃訪問。つれあいが買って冷蔵庫に貯め込んでいる色んな銘柄のビールをあれこれ楽しみながら談笑。午後6時頃、僕はビールをたくさん飲んだせいもあって眠くなり、とりあえずご飯を炊き、これでも食べてくれと魚を焼いたあと、そのまま仮眠のつもりで母屋で寝たら、起きたのがなんと午後10時過ぎ。I君はほんの少し前に帰宅したらしい。談笑中にもI君は市場で買った大量のミカンをひっきりなしに食べていたが、僕が起きてきたときには、世に言う遠慮の塊が一個だけ残っていた。
僕が寝ている間にも義父のトイレ問題が止むことはなく、そのミカン大食らいのI君がしっかり手伝ってくれたらしい。厚かましいけど優しい男で、彼は介護士みたいな仕事に向いているね、というのは僕らの内緒話。
とにかく、大食漢でトイレ問題を抱える要介護老人を擁する家の正月は、けっこう忙しい。とりわけ、彼の娘であるつれあいは。
さて、年賀状を書いて出さなくては。
(もうちょっと待ってください)
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