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2009/04/19

今日はなんて気持ちの良い日なんだろう

何をするにも最適の気候で、何かをしないともったいないし、何もしなくて、ただこの気持ちよさをじわじわ浴びていたいとも思う。そんな気持ちの良い日に、つれあいは日曜出勤。僕は家でゴロゴロ。気持ち良い日だが、ヨメを働かせて申し訳ないような気がするのが雲一つというところか。

昨日、TVで『アンフェア the movie』なる映画をやっていた。篠原涼子、江口洋介などが主演している2007年の邦画だ。TV放送の映画だから、DVDで観るように「観るぞ!」と思って観たわけではなく、あれこれ他のことをやりながらいい加減に観ただけの印象を一言で言うと、これって「ザ・ロック」に似てないか? であった。

「ザ・ロック」はニコラス・ケイジ、エド・ハリス、ショーン・コネリー出演の、やっぱりアルカトラス島を占拠し、細菌ミサイルでロスを攻撃するぞと脅迫する話だ。で、そのテロリスト集団のボスが軍属で、軍の腐敗を糺すのが大義名分。(だったっけ?)
で、この「アンフェア」の首謀者も、細菌兵器を使って公安警察の腐敗を糺すのが目的だったような。とにかく、話の構造もモチーフもテーマもほぼ同じな気がしたが、いい加減に観ただけだから、違ってたらゴメンナサイ。

それにしても、日本の映画は相変わらず「間」が長いなぁ。つまり、まったりとしている。何度も書いてきたと思うが、この「まったり」感は「おくりびと」とか「かもめ食堂」、古くは小津安二郎監督作品のような日常的作品(どっちかというとチマイ話)だと、日本人の持つ生理的な時間感覚によく合って良い味になるが、アクション系のエンタメ(デカイ話)だと、ひどく邪魔に感じるのであった。

日本映画にはチマイ話が似合っているのかもしれない。
という独断と偏見はともかく、スピーカーって一つ作ると、また違うのを作りたくなるから不思議だね。今、僕の頭の中は、エンクロージャーの設計図でごった返している。ごった返しているのがマンガのアイディアだと良いんだろうけど、まぁ、そのうち。そのうちそのうち……(と言いながら、死んでいくのも吉)

ネイティヴ・アメリカンの挨拶に、「It's a good day to die.(「死ぬにはいい日だ」)」というのがあるらしいが、今日の気持ちよさはまさに死ぬのにうってつけの日かも。

ネイティヴ・アメリカンといえば、インディアンが重要な役割をする映画「カッコーの巣の上で」を録画で観た。何十年か前に一度観ているが、やっぱり見入ってしまう。、いわゆるアメリカン・ニュー・シネマの代表的な作品で、カウンター・カルチャーばりばりの内容がヘヴィだけど、やっぱり力のある作品だと思った。ジャック・ニコルソンが若い。で、やっぱり、昔から“狂ってる”(笑)。ダニー・デピートも出ていたんだね。

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コメント

>「フラットライナーズ」

VTR時代にレンタルで観た記憶があります。細かいことはほとんど忘れましたが。

「死ぬにはいい日」は、文学作品にもよく登場するようですね。サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」も同様のイメージがありますし。

投稿: ヨジラ | 2009/05/11 09:18

「フラットライナーズ」のオープニングで、キーファー・サザーランド(だったような)が"Today's a good day to die"って言うんですが、元々はネイティブ・アメリカンの挨拶だとは知りませんでした。
映画の内容にぴったりのセリフですね(・∀・)

投稿: こじゃる | 2009/05/10 21:01

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