このクソ暑い日にBBQをやる酔狂

この夏もちょくちょく学生やら補助員元補助員さんがやってきては迎賓館に泊まっていったが、昨日も三人ほど泊まっていった。

一人は補助員さんで、今描いている原稿によるweb配信でのマンガデビューが決まっている。あとの二人は男子学生で、同じ会社の入社試験を受け、４次試験 まで進んだ同士。一人は昨日パワーランチ（？）に招待されたので、まず間違いなく内定確実。もう一人はまだわからない。ここまで、この時期まで引っ張ったんだから、内定出してくれよというのが、本人及び事実上の就職指導員であるつれあいの偽らざる気持ちであろう。

それにしても、どうしてここまでひどい世の中になってしまったものか。普通に真面目な若者がなかなか就職できない。就職できないということは、長期で考えた場合、時計の針が先へ進むほど生存していくのが困難になっていくということだ。

企業は限界まで人を減らすことで生き残りを図る。あぶれた人間は、とりあえずは親の稼ぎや祖父母の年金で生き存える。だが、それも祖父母や親が生きている間だけの話で、大抵本人よりは先に亡くなる。そこから先は完全な無収入状態だ。それを回避するために、死亡届を出さない者も出てくる。この先もっと増えるだろう。当然、少子化は進む。

まぁしかし、情けない国になったものだ。
あれだけ全国民が真面目に働き、せっせせっせと小金を貯め込んできたのに、ふと気づくと、仕事が無くて生きていくのが困難な世の中になっている。せっかく貯め込んだ資産も、一方では株式価値が目減りし、一方では狸の葉っぱ同然の米国債に化け続けており、すべてアメリカの借金の穴埋めのために掠め取られそうになっている。それの算段を自分たちの代表である内閣が率先してやっている。ばかばかしいったらありゃしない。

小泉ポチとか菅ポチとかの政治が続けば、日本は確実に身ぐるみ剥がされてポイ捨てにされる。剥がしたほうのアメリカも、結局は三代目と同じで、財産食いつぶして終わりだろう。だが、日本の箪笥をとことん空にするまでは何とか踏みとどまるだろう。日本の箪笥が空になったとき、アメリカの覇権の時代が終わる。 つまり、先に逝くのはやっぱり日本だ。日本は抱きつかれ心中の渦中にあると僕は考える。

　おっと、オザワが出馬表明したらしい。

さて、そんな忌まわしい現状認識は置いといて、今日はタイトルにあるように、体験入学アルバイトの学生を中心に関係教師・補助員が集まってBBQをやるらしい。というわけで、つれあいたちは今買い出しに行っている。

BBQといえば、肉や野菜を炭火で焼くのが定番だが、僕がいま欲しいと思っているのがダッチオーブンである。製品によっては、使用前にシーズニングが必要だったりするので、今回は無理だがそのうち買おうかと思っている。