盛り沢山な日記
夏休みが終わって、今週から講師業がまた始まったわけだが、体験入学の授業では例によって黒板(というか、どう見ても緑板)にクロッキーを描いた。モデルをやってくれたのは補助員君と二人のアルバイト嬢。
いつも全身像ばかりでは飽きるので、顔を目一杯デカく描いてみた。下は、リアルなクロッキーから、マンガのキャラを起こす実例。(雑ですネ)
下の写真は、イタ車にされてしまった自動車整備科の保有するボクスター。原画を描いたのは、現役の補助員さんで現役マンガ家でもあるSさん。
休み明けの初授業は、30日のキャラクタ・デザインから。休み明けの不登校が気になるところだったが、まあまあの出席率。
この日も、スタンダップ・コメディアンになったつもりで快調に飛ばしてそこそこウケていたが(講師業=コメディアン)、つい調子に乗って、「君たちは、よもや絵を描いて食っていこうなんて思っちゃいないよね?」とブラックな冗談を言った。
瞬間、教室がビキッと凍ってしまった。
言っていい冗談といけない冗談がある。フォローで冷や汗をかいた。
☆
昨日、フィットネスから帰り、玄関に入ろうとすると、ジャージャー五月蠅かった蝉が遠慮気味に音を絞った。玄関の中に入ったら、再び最大音量に戻った。玄関ドアを開けるとまたヴォリュームを絞る。
こりゃ近いなと思って、音のする方向を探したら、いたいた。
☆
ビックカメラとかK’sデンキとか、一般の店で買うと3,000円近くもする、シャープのE17口型LED電球(DL-J40AN)が、ネットだと1,700円台からある。送料を払っても安いので、ある通販店から白色のそれを試験的に3個購入してみた。クレジットカードを使うと若干高くなるので、1個あたり2,000円ほどにはなったが、それでもずっと安い。ちなみに、同じタイプでも電球色だとずっと高くなる。
早速、E17口型のソケットに差し込んでみた。
電球直下だと白熱灯の40W、全光束では25Wなので、それまで60Wクリプトン球を使っていたところだと、やや暗い印象は否めない。しかし、十分実用の範囲である。
ベッドサイド用の25W電球の付いた小さなスタンドに挿してみたら、明るすぎるほどだ。
この製品は、調光器にも対応しているので、そっちの器具にも差し込んでみた。直角にさせるタイプのものは点灯したが、斜めに差し込むタイプは何故か点灯しなかった。口金は同じでも、何かが邪魔しているのだろう。
もっとも、これを買った目的は住宅用ではない。水槽用の照明装置を自作するためである。1個の消費電力が4.5W、3個でも13.5W、高温高熱にもなりにくい。水槽という狭い範囲を照らすだけなので、直下が40×3=120W、全光束でも75Wの明るさがあれば、かなりのものだろう。ただ、水草などにとってLEDの光が有効なのかどうか、それが未知数ではある。
いずれ住宅用のも、LEDに交換していこうと思っているが、数が多いのでもっと値段がこなれてきてからでないとその気にならない。
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先日依頼のあった時計文字盤の仕事(時計一個が報酬なので仕事とは呼べないが)、一応絵を描いて4℃さんに渡した。掛け時計だと丁度よいのかもしれない直径9cm強のサイズで細かくリアルに描いているため、それを直径2、3cmサイズに縮小印刷したらどうなのかなという懸念があるが、とりあえずまぁ絵だけは無事完成した。何らかの形で時計が公表されたら、このブログでも元絵をなるべく大きく載せようかと思っています。
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最近のような政局になると、気のせいかもしれないが、僕のようなブログでもほんの少しアクセス数が増える。マンガ家としての話を書いても、オリジナルの絵を載せても、果ては新作マンガを載せるぞ予告を出しても、ピクリともアクセス数が上がることはないが、政局のシーズンになると、何故かアクセス数が増えるのであった。もしかしたら。CIAやら何やらに監視されている?(笑)
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コメント
ありがとうございます。
>写真かと思いました!
タネを明かせば、まず写真を撮り、コラージュして、それを元に描きました。スーパーリアリズムっぽい手法ですかね。
ただ、写真は写真です。それ以上のものではありませんので、そこに確固たる存在感を与える過程が「絵」としての部分になるかと思います。
しかし、時計としてどうなんでしょうね。
投稿: ヨジラ | 2010/10/06 19:54
腕時計の文字盤デザイン画を拝見しました。
(プロに向かって逆に失礼かもしれませんが)写真かと思いました!
木工が趣味のヨジラ様ならではの発想だと感心するばかりです。
投稿: こじゃる | 2010/10/06 07:09