バヨリンの塗装~其の2
水性ニスは乾きが抜群に早いので、どんどん重ね塗りが出来る。それがバヨリンにとって良いのか悪いのかわからないが、結果を早く見たいせっかち人間には、都合が良い。
最初のひと塗り以降は、同じメーカーのマホガニーを塗りまくっている。おかげで、だいぶ厚塗りになって重厚感が増してきた我が超格安バヨリン本体。写真だけ見ると、まるでヴィンテージのような……ってことはないか。
もっとも、このキットはネック(指板の部分)が元々接着してあるので、ネック下のボディの塗装が難しい。刷毛を突っ込むことは出来るがそれが精一杯で、綺麗にムラなく塗って鏡のようにピカピカに研ぐとなると、ほぼ不可能である。まぁ、よく見えない場所だけどね。
完全にニスが乾いたら、サンドペーパーで表面のでこぼこを研いで滑らかに均していく。うっかり地肌が出ないように研ぐのが難しい。
しかし、こうやってニスを塗っていたら、普通にバヨリンしてるなぁと思えてきた。いや、まぁ、これは一応練習用に弾こうと思っているので普通なほうがいいのだが、やっぱりキットとして遊ぶには、ボディに絵を描いたほうが楽しいように思えてきた。装飾的な絵も面白いかもしれないし、正反対にアヴァンギャルド な絵も面白いかもしれない。それを透明ニスで仕上げる。楽器として……というよりは、装飾品として。10個くらい描けば、個展を開いて……なんてことも一瞬考えるが、どうせ一個作ったら終わりかな。飽きっぽいから。
さて、昨日、これまた超安価の肩当てを買った。
ついでに、ヘッドにクリップで挟んで使うデジタル・チューナーも買った。チューニングする機械だ。ギターにもバヨリンにも使える。ついでにと書いたが、こっちのほうが実はずっと高い。
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