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2011/03/20

運が良いのか悪いのか

そういえば、Tさんは福島県に住んでいるんだったんでは?

地震が起きて何日も経った今月16日、ふと思い出した。
北関東~東北に僕の知り合いはほとんどいないと思い込んでいたので、神奈川県・百合ヶ丘住民の彼が今はほとんど福島県の別邸に住んでいることをすっかり忘れていた。彼の住所を検索したら、なんと福島第一原発から25km圏内にある。

メールした。
すぐに返事が来た。元々の百合ヶ丘の家に車で無事避難したいきさつが書かれた長文のメールで、宛名以外はコピペと断りがある。多くの人からの「大丈夫ですか?」メールに応えるためだ。メールの最後はこう締め括られている。

それにしても、越後の次は福島でも被災かよ……でも、運がいいんですね、つくづく。」

生きてるだけ丸儲け、そういう意味では確かに彼は運がいい。

彼は、この福島県の別邸の前には新潟県に別邸を保有していた。過疎地の住む人がいなくなった古民家で、僕も二度ほどお邪魔したことがある。その別邸が、2007年の新潟県中越地震で大きく傾き、直す間もなく、その後に降った雪の重みで全壊してしまった。その時、彼は百合ヶ丘にいて、運良く難を逃れた。

大きく落胆したものの、彼の過疎地の暮らし好きは止まらず、今度は福島県の山の中の(と思われる僻地)に小さな別邸を建てた。そして、一年の大半をその地で過ごしていたようだ。ちなみに、福島県はTさんの生まれ故郷だ。ただし、過疎地でなく市内の生まれだと思うが。

その福島県を含む地域に、またまた地震が。

今度は新築だし、地震で倒れることはなかった。新潟の時と違って住んでいたが、運良く無傷で済んだ。が、古い原子力発電所が25km先で爆発した。

Tさんのことを共通して知るもう一人のTさんは(イニシャルが全く同じ)、まだ新潟の別邸を失う以前にどういう根拠か、「Tさんは世界一運の悪い人なんです」と言っていたが、二度までも地震関連で別邸を失う(可能性がある)という意味では、確かにそうなのかもしれない。

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