バヨリン弾いたら手が釣った
塗装は素人には難しい。
それでも水性ニスは扱いやすいが、仕上がりはイマイチ。塗装がビニール皮膜っぽい。乾燥が足りないせいもあるが、爪を立てるとペロンと剥がれる感じだ。
せっかちなので、何度も何度も皮膜塗装したバヨリンに耐水サンドペーパーをざっと掛けてみた。案の定、地肌まで削れてしまったりする。塗りムラはどうしようもない。やればやるほど塗りの汚さが際立ってくる。ヴィンテージというよりは、薪(たきぎ)だ。
全体がつや消し状態のところで中断。ここから鏡のように磨き上げても、どうせまた再塗装したくなるだろうから、一旦弦を張ってみた。送られてきた直後に較べたら、弦もずっと良い弦だし、音量も増し、音も良い。特にD線の音が丸くふくよかになった。G線がイマイチなので、D線ばっかり使って弾きたいくらいだ。(D線上のアリアだね)
そんなわけで、仕上げはずっとこのままかもしれないし、気が向いたら塗装をやり直すかも。でも、塗装してるより弾くほうが楽しい。
ということで、半完成ながら記念写真を。
で、バヨリンを弾くと、どうも手のスジが釣ってしょうがない。最初は小さなネックに悪戦苦闘する左手、次に弓を持つ右手が。普段使わない筋を使っているのだろう。
ICレコーダーを出して、アイルランド風というのかアメリカン・カントリー風というのか、フィドル風に弾いて録音してみたが、到底お聴かせできるレベルにはほど遠い。もう少し練習してこの楽器に慣れないと、ちょっと無理だ。手が釣って痛い。
ちなみに、毎回バヨリンと書いているが、まぁこれは照れである。ヴァイオリンと書くには、腕も楽器もあまりにもチープすぎて別の楽器のようだから。
てなこと書いていたら、たった今、肩当てとチューナーが届いた。
チューナーは普通だが、肩当ては……
1,050円という、まぁ値段も値段だが、ここまでチープとは。まるで子供の玩具。昔、ちょっとだけ習っていたときに買ったKUNのものは当時2,500円くらいしたが、しっかりした作りだった。スポンジ部分は経年劣化したものの、それを知っているだけに……
ま、徹底して「安く」ってことに徹しているので仕方ないが。
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