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2011/08/30

地味すぎるゲージツ

性懲りもなく池の水漏れバグ穴潰しをやっているが、一つ塞ぐとまた別の穴が開く……といったイタチごっこを繰り返している。
最初のFRP塗布の失敗がずっと尾を引いている感じだ。池の周囲の土がまだ比較的乾燥している時に、カチッとFRPの層を作るはずだったのが、いかんせんFRP初心者な上、意識が朦朧とするほどの猛暑が重なり、それに失敗した。

そのため、あとの行程のすべてが泥縄式になった。余計なコストも嵩んで、当初予算を大きくオーヴァーしている。まるで、どこぞの原発のような……。もっとも、こっちは廃池にはしないけどね。

[泥縄の一例]
試験的に池に水を入れ、その水を掻い出す。
池の周囲の土が水びたしになる。
池の中が乾いたのを見計らってFRPを塗り重ねる。
FRPが硬化する前に地中の水が穴を開けて浸み出してくる。
その穴を水中エキシポやシリコンなどで一つ一つ丹念に塞いでいく。
出口を無くした水は、もっと小さな別の出口を見つける。
それも塞ぐ。
手の指先で壁を触って、水で湿った箇所を探す。
湿っていなくても、温度の低い場所も要注意だ。

そうやって、泥縄式ではあるが、かなりの程度バグ穴を潰してきた。それでも、掻い出した水のせいで地中の水分が多く、池の一番下流にあたる最深部は塞いでも塞いでも水が浸み出してくる。なかなか止まらない。ただ、穴の規模は池が涙を流す程度まで縮小し、最初に較べたら圧倒的に小さくはなった。

Ike18

↑ちょっとした絵画に見えなくもない?

濾過槽は、何度も書いたように杜撰な手抜き工事だったため、三度ガラス繊維を貼り、FRPをたっぷり塗ってみた。ただ、上記のように、地中水分が半端じゃないので、FRPが硬化する前に水が浸み出してしまっているようだ。底や壁の事前乾燥が足りなかった。もう一回塗る予定なので、その時はカラカラに乾いた状態で塗ろうと思う。最深部の浸水箇所も、その時完全に塞ぐ。しばらくは、乾燥待ちだ。

ついでに、写真をもう一枚。
庭のデコポンがこんなに大きくなってきた。ざっと数えたら20個くらいあったから、もっと生っているかも。

2011dekopon01

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コメント

お気遣いありがとうございます。
お陰様で、かろうじて生きております。蓄積疲労はもとより、あちこちガタが来て痛いです。近年、肩凝りなどほとんど経験しなかったのに(長いマンガ描いていないから)、それも出ました。

といいつつ、毎日走ったり泳いだりしていますから、けっこう大丈夫なようです。

>たまに一匹ずついなくなるのが不思議

神隠しですね、きっと。


投稿: ヨジラ | 2011/09/01 08:15

猛暑の中で作業されている様子、はらはらして見ておりました。
「今ごろ倒れてたりして!」
暑さの方が落ち着いたのでひと安心です。
体にお気を付けて楽しんでくださいませ。
うちはベビーバスを埋めただけの(私には重労働)水たまりに金魚がいるんですが、
たまに一匹ずついなくなるのが不思議です。

投稿: パウ | 2011/08/31 09:22

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