池を造るだけでも様々なことを学ぶ
庭に小さいながらも池を自力で作ってみて、想定外の様々なトラブルや困難に遭遇することになって、現在も尚それが続いている。つくづく理論と実践との落差を実感したという意味で、時間と労力と資金を無駄にもしたし、ものすごく得ることの多い工事ではあった。
無知と思い込みによる失敗が果てしなく多い。パスカルの法則など物理学の初歩の初歩くらいは理解しているつもりだった。が、自信をもって配管を組み立てても、なかなか思った通りにならない。思い込みでしかなかった理論が破綻する瞬間だ。
まぁ池用の濾過装置も既製品を買えば簡単なんだろうが、100均製品などを使ったりしながら自分で作ること自体が面白くてやっていることなので、そういうものに手を出したら苦労していることの意味がなくなる。
もっとも、日本には池用のそういうものを探しても、あまりない。せいぜい灯籠の形をしたダサいデザインのものくらいなもので、あとは業務用といった感じだ。だが、濾過システムそのものを参考にしたくてWebで調べていると、YouTubeを使ったアメリカ製(かな?)の濾過システムの広告にけっこう行き当たる。まぁ、プールを作れるような広い庭を持つアメリカならではの装置で、日本で売っても、ほとんど買う人はいないだろう。
池のポンプを回すために電源が必要である。テーブルタップを収納する箱を作った。この中に、更にプラスチックの密閉ケースが入って、その中にテーブルタップが納まる。材はレッドシダーで木肌がとても美しくてもったいないのだが、このあと黒のキシラデコールをたっぷり塗った。
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