漏水が止まった?
たぶん。
今現在、雨が本格的に降っており、池の中も周囲にも水が絶えず供給されているから、本当のところはわからないが、とりあえず水位はずっと満水状態を保ったままだ。
今朝見たら、昨日朝満水にした濾過槽の水位が16cmも下がっていた。この三日間、シーラーを塗ってみたり、木工に使う砥の粉まで持ち出しては防水処理を試したものの、水を入れる度に水位はみるみる低下、その効果がまったくない。どこにも穴らしい穴などないし、仮にあっても本当にピンホールでしかないはずだ。1分間に500ccもの水が漏れ出すなんてあり得ない。敵はブラックホールか4次元ポケットか?
いったいどこに穴が? と不思議でしょうがないのだが、そういえば、本池との通水用に埋め込んだVU管(じゃなくてVP管の間違い)のちょっと下あたりまで水位が下がると、それ以上はほとんど変わらないことに思い当たった。気圧や水圧の関係かと思っていたが、この濾過槽の場合は、そうじゃないらしい。
その場所は90度に曲がったVP管の陰にあって死角である。手鏡を持ってきて、そのあたりを写しだして見ても、やっぱりよくわからない。しかし、原因を考えるとしたら最早そこらへんしか考えられないので、何年も前に買った「穴うめシールパテ」という粘土状のパテをぼってりそのあたりに盛ってみた。実は以前にも同じパテを盛ってみたのだが、量も少なく、ポイントもずれていたようだ。
止まった!
長い間、悩ませてきた漏水がほぼピタリと止まったのである。応急処置的ではあるが、しかしパテが劣化すればまた盛ればいいので、処置としてはすこぶる簡単ではある。ただ、生体に害があるかないかは不明である。
それにしても、こんな簡単なことで。それまでの苦労はいったい何……? とは思うものの、怪我の功名といおうか、少々の圧力ではビクともしない耐久性のある強靱な池が出来上がったんじゃなかろうかと思う。まぁ、M9クラスの直下型地震が起きたらひとたまりもないだろうが。
左は濾過した水を排水するための配管である。煉瓦の下に配管すればもっとスマートだったが、煉瓦を積むときに、すっかり忘れてしまった。まぁでも、埋め込みに較べると、交換やメンテナンスは容易である。
排水用のアウトプットを二カ所設けた。
この直立した管の先に部品を繋げていくことで、様々な排水パターンを作ることができるように拡張性を確保してある。ただ現在は、管が浮いてしまっている。接着剤では固定出来なかった。なので、コンクリートで専用の重石を作ろうと思っている。
これはオーヴァーフロー用の雨水槽。
周りを花崗岩のピンコロで保護&装飾。脇の青いホースは、池の加水用にソーラー湯沸かし器から出る排水を貯めた水槽から引っ張ってきたものだが、落差と水圧が足りないせいか、うまく水が流れてこない状態。対策を考え中。
これを書いている間に、雨が止んだ。
水位は若干下がっているが、今朝のパテ盛り以前とは比べものにならないほど安定している。
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