股引もタイツもやっぱり違和感がある

21世紀漫画少年さんにご紹介いただいたユニクロのタイツはまことにスグレもので、暖かいし、決して痒くならない。さすが世界のユニクロである。

が、どうやら僕はピッタリ包まれている感覚があまり好きではないのかもしれない。タイツが常に足を包んでいる感覚が気になる……というか、な～～んか気に入らないのだ。だから、ボクサーパンツも好きではない。あのフィット感が最初のうちはキリリッとして気持ちいいが、時間が経つにつれ、その存在を主張する感覚が鬱陶しくなってくる。

だから、下着はなんたってトランクスである。
ボクサーパンツはもとより、ブリーフなどに較べたら、圧倒的にスカスカ感があり、存在感を主張しないところが良い。もっといえば、越中ふんどしが最高じゃないかと思っているが、そこまでいくと希少品であり、贅沢品である。フィットネスクラブなんかで変に注目されるのもウザい。

基本的に僕は薄着が好きだ。
真冬でも家にいるときは半袖Tシャツの上に綿スウェット。長袖シャツは股引やタイツと同じ理由で好きではない。下はフリースのパンツ。外出時は、下がジーンズに替わり、上にその日の気温や行く先に応じた防寒着、たとえばダウンジャケットだったり、ウールのハーフコートだったり、革ジャンなどがプラスされる。冠婚葬祭以外は100％ジーンズ、靴下はスニーカーソックスだ

近年は地球温暖化のせいだかどうだか知らないが、セーターを着ることがほとんどなくなった。余程寒い日の、帰宅が深夜になることが予定されているようなときの外出時に、薄くて軽くて暖かいカシミアのものを綿スウェットの代わりに着ることがある程度で、この10数年、ザックリ系のセーターは一度も袖を通すことが無く、箪笥の肥やしになっている。