池野アオ子のスッピン化進む
池野アオ子も厚化粧がとれてきて、だいぶスッピンに戻ってきた。

タニシの頑張りと文明(ターボツイストZ)の力と、どちらのほうが透明化により貢献しているのかはわからないが、どっちにしても、底まできれいに透き通った池になるのは実に喜ばしい。とはいっても、まだまだ池の中はアオコの白い粉だらけだが。
鯉も金魚も、僕が池のほうへ近づいていくと、エサが貰えると思うらしく手前の縁へ寄ってくる。そこでポンポンと手拍子する。もうエサ確実である。パブロフの犬ならぬ鯉。
ただ、わが迎賓館の庭は滅茶苦茶蚊が多いので、パチンパチンと時たま脚を叩く。鯉たちはそれもエサと思って浮き上がって寄ってくる。利口なんだかバカなんだか。
それにしても、蚊というのは勇猛果敢というのか恐れ知らずというのか、ペチャっと叩かれて死んでしまう確率が滅茶苦茶高いのに、人間に近づくのだからすごい。僕に寄ってくる蚊の死亡率はたぶん80~90%くらいだろう。僕も我が白き柔肌をオトリに徹底的に叩き潰すのを半ば楽しみにしているからだが(ヒマ人)。
いくら栄養価が高いからといって、蚊もなんと死のリスクの高い食餌習慣へと進化したものだろうか。血を吸うのはすべてメス。オスは樹液などで栄養をとる。子孫を残すためには、より栄養価の高い血液のほうが効率がいいんだろうが、しかし死亡率は高い。
もっとも、蚊は種として、群れとして遺伝子を残せばいいのだろうから、一匹一匹の“地球より重たいかもしれない命の尊厳”などはどうだっていいんだろうね。蚊のナントカという科だか属だかが一つの個体であって、まぁ人間みたいな個人はないということ。
ところが人間の場合も、国家が個人から個を奪って一つの個体にまとめ、蚊と大して変わらない状況を作ったりするからうかうかしてられない。カミカゼも回天も蚊よりはるかに死亡率が高い。昨今の島を巡る紛争なんか、間違いなく当事国以外のマッチポンプに依るところ大なわけで、まんま乗せられて頭を沸騰させてしまったら“虫けらよりも軽い命”にさせられてしまうかもよ。火の用心。
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