庭で高級ステーキを!
今年の「造らず死ねるかッ!」のメインモチーフはピザ釜造りだったが、あらかた完成してしまったので、達成感とともに、何となく次の目標を見失ったような気分でいた。
もちろん、作りたいもの、作る必要のあるものはまだ山ほど控えている。が、それらはどれも二番煎じ的なものばかりだ。作る手順も工程も面白さも気分も、ほぼ想像が付いてしまう。いわば通い慣れた道をドライヴするような退屈さがある。つまり、意欲がイマイチ湧かない。
だが、先日のBBQで、ウェバーのグリルから煙がけっこう出るため、主催者としては内心ヒヤヒヤしながらのパーティになってしまった。なので、もっと心置きなく自宅庭のBBQを楽しむために、あの後何か決定的な解消法はないかとずっと考えてきた。
そこで思いついたのが、鉄板焼きのBBQ。
これは新規開拓なので、色々と工夫の余地がある。
熱源にLPガスを使えば、少なくとも燃料からは煙が出ない。肉の脂が焼けるときの煙は、各家庭の換気扇から出るものと同じだ。参加者が発するお喋りもかなり五月蠅いとは思うが、まぁこれはお互い様だろう。
さて、その屋外用鉄板焼きテーブルを作る予定の基礎材料が下の写真。
脚組みは以前使っていたキーボード・スタンドで、折り畳み式。
上に載っかっている四角い枠は囲炉裏用の枠。
この離れを建てるときに工務店が用意して取り付けたものだが、当方が要求していた形状とは違っていたので取り外してもらった(※)。ついでに、不要なので貰った。無垢のケヤキで、ズッシリと重い。買えばけっこうな値段するのではなかろうか。
(※)これだと囲炉裏が常設になる上に、床に段差が出来る。当方は季節以外には囲炉裏を隠し、床が面イチになるように要求していた。しかも、間口も、こちらの要求したものに較べ小さい。
この囲炉裏枠の内径は634mm、ホームセンターで売っている鉄板(鋼)で丁度良さそうなのが、600×450×6mm。鉄板焼き専門店だと、鉄板の厚みが10mm以上あるとか聞くが、6mmあればなかなかのものだろう。これを下から2基のレンジで暖めようと考えている。(不要になったLPガス用レンジがどこかに落ちていないものか?) もちろん、鉄板とテーブルと脚部はそれぞれバラして収納できる仕様。
これが上手くできれば、大人数だけではなく、二人だけでも食事を楽しめる、かも。お好み焼きや焼きそばなどのジャンクも出来るが、ステーキやガーリックライスなど、高級ステーキ店のような料理も可能。
煙と言えば、ピザ釜はいかにも真犯人っぽくて印象悪いが、完全に乾燥した薪を使えば、驚くほど煙が出ないものだ。薪は乾燥させること、そして、安い中国製の備長炭なども試してみようかと思っている。
☆
そんなふうに、アウトドアっぽい料理が好きな僕だが、先日のBBQのとき、ピザ釜で焼こうと思ってサツマイモを買っていたのに、焼くのをすっかり忘れてしまった。ならばと、さっきダッジオーブンで焼いてみた。ホクホクして美味しい。
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