« お化け屋敷のピアノ | トップページ | 謹賀新年 2015 »

2014/11/21

音楽の話

音楽の話。 若い人(学生)で、ギターを弾くのがたまにいるが、彼らには僕のような古い世代のギターキッズが当たり前のように身につけているBluesやRock&Rollのコード進行パターンの知識そのものがなくて、世代間ギャップをひしひしと感じる。

BluesやRock&Rollのコード進行パターンというのは、たとえばキーがCならば、C(トニック)-F(サブドミナント)-G(ドミナント)のいわゆる3コードの組み合わせ。定番中の定番で、このコード進行の曲は世界中に何万とある。Bluesはほぼすべてがそう。

BluesやRock&Rollはパターンが決まっているから、Keyさえ決めれば、楽器弾くヤツは誰でも即座に参加できる。いわゆるセッションが出来る。 だが、近頃はそういう3コードの「共通言語」がないから、若い人とセッションが出来ない。

定番3コードから、Bluesやjazzのアドリブ演奏が生まれ、それはとても自由度が高く、言葉を必要としない身体的で感覚的なコミュニケーションが発達していったわけだが、少なくとも僕の周りでは途絶えてしまっている。誰かと音楽を共有する場合は、曲を個別に覚えるしかない状態。

|

« お化け屋敷のピアノ | トップページ | 謹賀新年 2015 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« お化け屋敷のピアノ | トップページ | 謹賀新年 2015 »