音楽の話
音楽の話。 若い人(学生)で、ギターを弾くのがたまにいるが、彼らには僕のような古い世代のギターキッズが当たり前のように身につけているBluesやRock&Rollのコード進行パターンの知識そのものがなくて、世代間ギャップをひしひしと感じる。
BluesやRock&Rollのコード進行パターンというのは、たとえばキーがCならば、C(トニック)-F(サブドミナント)-G(ドミナント)のいわゆる3コードの組み合わせ。定番中の定番で、このコード進行の曲は世界中に何万とある。Bluesはほぼすべてがそう。
BluesやRock&Rollはパターンが決まっているから、Keyさえ決めれば、楽器弾くヤツは誰でも即座に参加できる。いわゆるセッションが出来る。 だが、近頃はそういう3コードの「共通言語」がないから、若い人とセッションが出来ない。
定番3コードから、Bluesやjazzのアドリブ演奏が生まれ、それはとても自由度が高く、言葉を必要としない身体的で感覚的なコミュニケーションが発達していったわけだが、少なくとも僕の周りでは途絶えてしまっている。誰かと音楽を共有する場合は、曲を個別に覚えるしかない状態。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 音楽の話(2014.11.21)
- 下手の斜め好き/テイク2(2014.08.29)
- 下手の斜め好き(2014.08.27)
- 一昨日衝動買いしたオール単板スパニッシュギターが到着して、家中ギターだらけになってしまった(2013.04.19)
- 脱亜入欧グネ子伝説 2(2013.02.28)
コメント