2014/11/21

音楽の話

音楽の話。 若い人(学生)で、ギターを弾くのがたまにいるが、彼らには僕のような古い世代のギターキッズが当たり前のように身につけているBluesやRock&Rollのコード進行パターンの知識そのものがなくて、世代間ギャップをひしひしと感じる。

BluesやRock&Rollのコード進行パターンというのは、たとえばキーがCならば、C(トニック)-F(サブドミナント)-G(ドミナント)のいわゆる3コードの組み合わせ。定番中の定番で、このコード進行の曲は世界中に何万とある。Bluesはほぼすべてがそう。

BluesやRock&Rollはパターンが決まっているから、Keyさえ決めれば、楽器弾くヤツは誰でも即座に参加できる。いわゆるセッションが出来る。 だが、近頃はそういう3コードの「共通言語」がないから、若い人とセッションが出来ない。

定番3コードから、Bluesやjazzのアドリブ演奏が生まれ、それはとても自由度が高く、言葉を必要としない身体的で感覚的なコミュニケーションが発達していったわけだが、少なくとも僕の周りでは途絶えてしまっている。誰かと音楽を共有する場合は、曲を個別に覚えるしかない状態。

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2014/08/29

下手の斜め好き/テイク2

↓このあと、少し練習した。が、あんまり代わり映えしない。

http://yojira.way-nifty.com/spain-b2.mp3

練習では難なく弾けるのに、録音を始めると何故かつっかえる。ミスしないよう緊張するせいだな。

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2014/08/27

下手の斜め好き

チックコリアの名曲「Spain」の最も印象の強いメロディ部分をMIDIで入力した後、ガットギターで一緒に弾いてみた。が、そのスピードについて行けなくてモタっているのが情けない。オリジナルはもっと速いというのに。 http://yojira.way-nifty.com/spain-b.mp3

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2013/04/19

一昨日衝動買いしたオール単板スパニッシュギターが到着して、家中ギターだらけになってしまった

到着したのは写真左のやつ。

Horaspanish01

Hora Spanish 4/4、ルーマニア製のスパニッシュギターである。
ギグバッグ(一応GEWA製)付きの送料込みで19,500円なのに、オール単板である。トップがスプルース、サイドとバックがメイプル。オール単板だと、普通どんなに安くても6万円以上はするから、これがいかに安いかがわかる。だからまぁ見つけた瞬間に衝動買いしてしまったわけだが。

右はYAMAHAのC-200(1976~1986年/発売価格20,000円)で、ブリッジが剥がれていたジャンク品/2,100円。トップが米杉、バックとサイドはオバンコールだが、いずれも合板。こちらもYAMAHA純正ギグバッグ付き。

弦長はHoraが650mm、YAMAHAが658mmとあるが、二つを向き合わせるとまったく同じなので、測るときの起点の違いか? 胴の形も大きさもほぼ同じ。

横から見ると、こんな感じで、Hora spanishのほうが、胴が4ミリほど薄い。写真ではわからないが、Horaのネック側面にはフレットの目印がない。

Horaspanish02

裏返すとこんな感じ。Horaのトップ以外は、バックもサイドもネック&ヘッドも全部メイプルなので、写真の通り、まるでヴァイオリンを思わせる見事なトラ杢が出ていて美しい。

Horaspanish03

さっそく弾いてみた。
弦が新しいせいもあるが、なかなか抜けの良いシャープな音だ。
YAMAHAのほうは、音がトップ板の5cm上くらいで鳴っている感じがあるのに対して、Horaのほうは胴全体で鳴っている印象。腹に直接響く振動もHoraのほうが大きい。つまり、これがオール単板ギターの特徴だろうと思う。

塗装がポリウレタンなのでどうかなとは思うが、それでもおそらく弾き込むほどに、その違いが明確になっていくだろう。10年くらいしたら、乾いた音の、鳴りの良いギターになっているような予感がする。ポリを剥がして、ラッカー塗装にすれば、更に響きが良くなると思うが、単板だから割れやすくはなる。

最近は、ガットはもとより、アコギもエレキもピックを使わないで弾くことが多い。ピックを使うと、紛失したり、箸や鉛筆との持ち替えが面倒臭かったりというそれだけの理由だったが、やっているうちにそれはそれで味のある演奏になり、好んでそうしている。

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2013/02/28

脱亜入欧グネ子伝説 2

先日書いたグネコ/レス・ポールの話の続き。(何の興味もないだろうけど)

脱亜入欧追いつけ追い越せ高度成長期の国産コピー製品であるグネコ/レス・ポール。だが、似ているのは見かけだけ。本物(Gibson)との大きな違いはまず、本物がセットネック(ネックとボディが糊付け固定)なのに対し、Fender製ギターのように、ボルト止めである。つまり、分解可能。(チェンバーボディ)。

Gneco03

そして、一見写真左のピックアップはいかにもハムバッカー(※二つのピックアップが合わさったもの)の形をしているが、実はカヴァーの形だけのダミーで、中身はシングル。このピックアップを換えるだけで、かなり音のグレードアップが出来るはず。

Gneco04

本物は、ヴォリュームが左側、トーンが右側に配置されているが、グネコは写真下側がヴォリューム、上側がトーン。

Gneco05

僕のグネコは、ペグのロゴがYFGとあり、これはおそらく YAMAHA Folk Guitar の頭文字で、YAMAHA製の部品を流用したものと思われる。

Gneco06

写真は撮っていないが、本物とのもっとも大きな違いは、本物がソリッドボディなのに対し、グネコはセミホローボディだということ。つまり、トラ杢の突き板を貼ったトップ板をアーチ状にプレスして、型枠材に糊付けした中空構造になっている。なので、当然音そのものも違ってくる。それが必ずしも悪い音ではなかったので、旧いギターなのに、今尚それなりに人気があるらしい。情報不足ゆえの不完全なコピーというのが定説でもあり伝説にもなっているが、怪我の功名ということかもしれない。

このギター、僕が自分で稼いで買った初めてのエレキギターである。40年経っている。僕自身は決して気に入ってたわけではないが、処分する時期はとうの昔に通り過ぎた。もう死ぬまで持っているだろう。僕が死んだときの処分リスト(※)に書き入れておく。

(※)というか、金銭的価値があるものだけを記載して、そこに書かれていないものは、すべてゴミとして一括処分しても良いというリストを作ろうと思っている。たぶん、数行ですむだろう。

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2013/02/24

脱亜入欧グネ子伝説

1970年前後、ポールというアメリカの大スターに憧れというか、片思いしているグネ子というニックネームのついた男がいて、ポールの写真を手掛かりに、見よう見まねでそっくりの格好をしようと奮闘努力していた。もちろん、本物のポールなど会うことはおろか見たことすらない。手掛かりはフィルムや写真だけ。後ろ姿の写真は少ない。だから、一見そっくりには見えるが、それは外見だけで、素材から仕立てまで本物とは全然違っていた。つまり、イミテーション、もっと悪く言うとニセモノ。その頃の日本もまだ、戦後揶揄され続けてきた猿真似ニッポンという地位から脱するまでには至っていなかった。

だが、どう見てもポールそっくりにしか見えないグネ子が、その名のブランドを起ち上げると、たちまち国産ポールとして大変な人気者になった。あのポールにそっくり、カッコいい、その彼をナマで見られる、ナマの声が聴けると大変なモテようで、売れに売れた。

そのグネ子の写真である。

Gneco01

似せた相手は、言わずと知れたレス・ポール。
本当はグ子ではなくグコ(greco)なのだが、どう見ても、このロゴはgnecoとしか読めないのであった(→下の写真)。

Gneco02

というわけで、久々押入からこのグネコを引っ張り出して、ミキサーやらMainStageを通してみたのだが、エフェクターを通せばそれなりに良い音が出る。ただし、ヴォリュームにガリが出る。それさえ直せば、十分現役として使えそうである。

このグネコは、かれこれ40年以上前に買ったものだ。このモデルとしては、初代ロットかその次か次くらいのものだろう。本体に型名を記すものが何もなく、未だシリアルNo.もなかった頃のものだから、たぶんEG36だろう。36というのは定価36,000円のギターという意味で、僕は1971~2年頃、吉祥寺の当時伊勢丹の隣にあったF&Fビル一階のノジマ楽器店にて、28,000円くらいで購入した記憶がある。ハードケース、ストラップ、六角レンチ(トラスロッド用)が付属し、それに、当時スターギタリストで、このモデルの開発アドヴァイザーでもあった成毛滋氏の演奏が録音されたソノシートなどもオマケとして付いていたような気がする。

28,000円は、当時は大卒初任給の半分くらいだろうか。本家Gibsonのレス・ポールはこのグネコのほぼ10倍の値段だった。なんせ、日本初のレス・ポールのコピーモデルである。その一見レス・ポール(にそっくりな形をしたギター)が1/10以下で買えるということで、当時のギターキッズが色めき立ったことは言うまでもない。ジミー・ペイジ(レッドツェッペリン)のように弾いてみたくて、グネコは飛ぶように売れたというわけだ。そして、僕も買った一人であった。

この頃の僕は、結果短い期間だったが週刊連載していたので、けっこう金回りが良く、このノジマ楽器店さんではYAMAHA製の一番安いフルートも買ったし(何十年か前に壊れたので捨てた)、LPレコードもジャケ買いを含め、ガサーっと買っていた。ジャズとブルースと英米のロックがほとんどだった。

と書いてきたところで、腹が減った。この続きはまた。

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2013/01/17

久しぶりに楽譜なんぞを買ってみた

買ったのは、下の2冊。どちらもワーグナーで、「ローエングリーン/第一幕・第三幕の前奏曲」と「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」

Scorewagner1

「ローエングリーンの第三幕・前奏曲」は、先日のウィーンフィルのニューイヤーコンサートでの演奏が、ウィンナーワルツやポルカの中にあってひときわ印象的だったので、MIDIで作ってみようかと。ワーグナーはかつて「タンホイザー序曲」を入力したことがあるので、ファイルを探してみよう。ただ、テンポやらピッチやらの命令系統が昔の音源(GMGS)に依拠しているので、そのまま再生してもひどい音痴になるだけ。なので、リフォームが必要。

で、下のページが、その「ローエングリーン第三幕」の有名なところ。

Scorewagner2

もちろん、Logicやらミキサーはナマ録をやるつもりで買ったわけだけど、まぁ~ナマ演奏のほうはヘタクソだからねぇ。突っ込んだり遅れたり、 人様に聴いていただけるような満足のいく録音がほとんど出来ない。まぁそうした時間を楽しむだけというか、ガッカリして投げ出すというか、形としてなかなか結果を残せない。

音楽ついでに。
昨日、かなり前に録画したんだろう(記憶がないが)、NHK-BS「東京ジャズフェスティバル」が録画リストにあったので見てみた。昔懐かしカシオペアから始まって、来日できなかったオーネット・コールマンの替わりの臨時コンボまで、ほんの一部をまとめただけのダイジェストでしかないんだろうが、印象としてはジャズというよりは、R&B中心のブラック・コンテポラリーだった。少なくとも、BlueNoteとかPrestigeとかImpulsなどのレーベルからイメージされる狭義のジャズはほんのちょっとだけ。モントルーとかもずいぶん前からそんな感じだし、今は「ジャズ」というカテゴリーもずいぶん緩いものになったんだなと。

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2012/09/30

♪ミキサーでお料理~るんるん♫

昨日、注文しておいたケーブル類が届いたので、マイク2本をモノラルへ、キーボード2台をステレオのインプットへそれぞれ挿してみる。あと、ギターとベースをモノラルへ繋げば、一応インプットが全部埋まる。

Mixer02

この卓に繋いだ楽器からはすべて同じモニターから音が出せるようになったわけで、いちいちケーブルを繋ぎ替えなくて済む。ただ、マイクが家庭用カラオケに使うようなモノなので(つれあいの実家にあったもの)、ノイズが出て、これはちょっと使えそうもない。かれこれ30年くらい前に買ったソニー製のコンデンサーマイクはいいものだが、買ったときからプラグの付け根がぐらつき、接触不良を起こすので、これまたノイズを発生。というわけで、いずれマイクも買うことになりそう。もはや歌を録音することはなかろうが、アコースティック系の楽器を録音するには必要。

まぁ、何度も書くように、これは若い頃からの夢の残滓である。(中二病じゃないが、その頃から始まっているかもしれない)
この先も、ここから何かが生まれることはおそらくないだろうが、音をいじっている間はその抽象性高きが故に、すべての些事を忘れさせてくれる。

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2012/09/25

夢の残滓、ミキサー到着

日曜日に発注したZED-10FX(Allen & Heath 製ミキサー)が今日午前中に到着。

Mixer

二階の仕事場に運んで、カホンの上に置いてみた。
ケーブル類はまだ繋いでない。写真ではわからないが、この部屋は未整理の紙類が山のようにあり、足の踏み場がないので、まずはそれらを整理してからだ。

ピアノがあり、シンセがあり、サックスからベースまで色々揃っていて、ミキサーがあり、それがMacに繋がり、いつでも宅録が出来る。10代20代のプアな頃からすれば、まるで夢の環境だが、決定的に足りないものがあって、それはその頃の仲間と情熱だろうか。更に言えば、作ったもののアウトプットもない。作って終わり。同じ「作る」でも、家具のような実用品とそこが違う。

ま、でも、音楽もやり始めるとやっぱり面白かったりするので、夢の残滓かもしれないが、一応形だけでも整えてみようとしている。大した出費でもない。昔と違って、すべての機材が驚くほど高性能でありながら低価格化している。

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2011/10/13

スライドバー、といっても酒を飲むところではないよ

いつぞや買ったYAMAHA製ダイナミック・ギター。
ジャンクとして売られていたもので、このブログで何度か記事にしている。 →『ダイナミックギター?』『ダイナミック・ギターその2』

今の量産ギターにはない枯れた味わいが何ともいえず捨てがたく、今もしっかり所有しているのだが、今の高度に規格化された工業製品的なギターと較べるとどうしても弾きにくい。特に、庭仕事やら、大工仕事しているとしょっちゅう指に怪我するし。

そこで、普通にギターとして弾くんじゃなく、ラップスチール的に弾いてみたら面白いんじゃないかと思って、それ用のスライドバー(Guitar Steel)を買ってみた。

Slidebar01

U.Sのshubb というところが作っている製品で、僕が買ったのはSP1という長尺タイプ。
メーカー直販では$32.95とあるが、僕は日本のネット通販で3,680円で買った。こんなただの鉄の塊にクロームメッキしただけのものがそんなにするのかと思わなくはないが、まぁ、楽器好きにはこういうものこそがいわゆる“光り物”なわけだから、そっちの愛好者に較べたら、ずいぶん安上がりな買い物かもしれない。

で、今日届いていたので、早速試奏してみた。チューニングはDのオープンである。うらぶれた酔っぱらいが、千鳥足でうらぶれた街の舗道を歩き始めた。

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